top of page
SHIBAYAMA
WORKS
アンカー 1
心理学によるコンセプト策定とデザイン。
00:00 / 01:33
営業行為を共感覚する表現で販売成果に繋げる。
画期的な商品が先に販売できる場合は、その商品の明確な機能と効能をまず伝えるべきですが、後発の販売となるとそうも行きません。次のステップで考えることは「モノ」ではなく「価値」を売るということです。これは商品が約束できる 機能によるメリットを探し出し導き、どう伝えるのかを考え抜くことです。この後発製品の場合、顧客がプロダクトを使って何かしらのタスクのメリットを獲得したいということが共感覚の狙いです。よって顧客の利便性を探しました。企業が提供しているのは商品。しかしコンシューマが買ったモノはその効用による「満足」に注意しながらデザインしたことで売上No1に貢献することが出来ました。
課題と解決:マーケットとしては不利な中でのカラー複合機の登場の戦略と販売コンセプトをまかされました。商品を売るのではなく心地。機材というより知的パートナーとしてのプレゼンスを伝えるべきだと考えました。調べて行くとオフィスの仕事が一台のマシンの中で連携していかに効率化できることに辿り着きました。するとバラバラにとらえていた機能でワーキングスタイルを改善できることが分かりました。 それを中心にオフィスにおけるビジネスの最適化、OPTIMIZE というコンセプトを導きだしました。良く使われ始めた言葉です。(optmize : 最適化)
00:00 / 00:34
オフィースに反乱するコピー、プリンタ、FAX、スキャナー。
それらは、本当に最大限のビジネスのパワーを発揮しているだろうか。
カラーの力を発揮できないドキュメントマシン。
ビジネスのスピードを鈍らせる、業務のボトルネック。
オフィースのコミュニケーションを妨げる、ネットワークの混乱。
見えないコストを増幅させる、文書・マシンの管理。
そこにあるのは、ビジネスの競争力に結びつかない「混沌(カオス)」だけ。
このような上記のコピーを考えてみました。
このコンセプトブック開発の作業では、完全に今までのセールス方法を見直しかつブランド形成に役立てられるようにデザインしました。永続的なブランドを確立する最初のリリースであるプロダクトの発売を準備しました。
00:00 / 00:58
そしてこれをセールス全員が使えるように紙芝居仕立てにデザインしました。 ここで大事なのはシナリオ。シナリオ イズ キングという映画界の名言があるくらい重要なデザイン要素。このコミュニケーション・ツール「OPTIMIZE 物語」のシナリオは民俗学における学者、ジョセフキャンベルの千の顔をもつ英雄を軸にしています。キャンベルの知恵は通常「設定」「対立」「解決」という3つ に集約も出来ます。今回のコミニケーションツールの裏側にある物語と機能の訴求のポイントを明確にするデザインなので、かなり工夫が必要でした。またほぼ2分強という時間でセールスマンがお客様にその場で説明できるように見せ方と話の進め方も考慮したデザインを試みました。これらは素晴らしいカメラマンのコラボによりうまく表現できたと思います。このことや総合力で同年年度末には複合機売り上げ国内一位に。
bottom of page